tataraのブログ
2016年 tatara撥水セラミック塗料 販売スタート
2012年
その時代背景からtataraカンナフィニッシュの家具をつくるにあたって、奈良県の要請もあり吉野杉をつかった家具をつくる取り組みを始めました。
吉野杉のもつ、目の詰まったうつくしい木目とやわらかな木肌と芳香。
吉野杉はカンナフィニッシュによる仕上げにはうってつけではありましたが、木質の硬度・耐久性・経年変化に対応する塗料が見当たりません。
ちょうどその頃、金属表面の防汚塗料としてセラミック塗料を研究しているベテラン開発者との出会いにより、tatara撥水セラミック塗料の開発が始まりました。
tatara撥水セラミックは徳永家具工房が開発したオリジナル塗料で、ここで生産される家具すべてにこのtatara撥水セラミック塗料が使用されています。そもそも落書き防止を目的に開発されたtatara撥水セラミック塗料は意外にも木でつくる家具の仕上げ塗料として優れた性能を有していました。
木の繊維奥深くまで入っていく超浸透性、水分をシャットアウトとしながらも呼吸性を確保、セラミック特有の分子の安定性・耐久性・抗菌性・難燃性、表面に塗膜を形成しない木肌を生かす仕上がり感、素人でも簡単にむらなく素早く仕上がる作業性など、これまでにない理想的な木肌仕上げの塗料が生まれました。
2016年
このtatara撥水セラミック塗料は、木を仕上げる目的別にさらに性能をブラッシュアップし,
9つの製品として完成させました。
●tatara撥水セラミックマルチ
●tatara撥水無機ウッド(建築用)
●tatara撥水セラミックHD
●tatara撥水セラミックオイル
●tatara撥水セラミックヤケ止め屋内用
●tatara撥水無機ウッド屋内ヤケ止め(建築用)
●tatara撥水セラミックヤケ止め屋外用
●tatara撥水無機ウッド屋外ヤケ止め(建築用)
●tatara輪ジミ・アク止め