tataraのブログ
tatara輪ジミ・アク止め下地剤の効果について
tatara輪染み・アク止めについて、簡易な試験データを公開させていただきます。
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●特に広葉樹系ウォールナット材は、テーブルトップに重用される高級木材です。
現在、メーカーより市販されている多くのテーブルには、ほぼウレタン塗装(ウレタン樹脂塗膜を形成したもの)のものが多いのですが木材の素材感が損なわれることもあり、オイル系塗装・ワックス系塗装に移行している傾向があります。
この場合、木材の素材感は申し分ないのですが木材表面の保護力が弱く水による輪ジミ現象に対処することができないことが多いように思われます。このままでは長期間の使用により木材表面の美しさが台無しになりかねません。
tatara 撥水セラミックマルチの場合も同じく表面塗膜を形成しないため素材感は良い反面、輪ジミ現象をしっかり止めることができませんでした。(ただし、針葉樹系の場合はほぼ輪ジミ現象はできず大丈夫です。)
そこで、tatara輪染み・アク止め下地剤(特許出願申請中)を開発し下地剤として塗工することによって問題を解決致しました。
●木材を水回り・屋外で使用する場合も同様にtatara輪染み・アク止め下地剤(特許出願申請中)を塗工することによって、酸・アルカリ・鉄分の化学反応による、木材表面の白濁や黒染め現象を抑制することが可能です。
お風呂場内のヒノキ羽目板の洗剤(アルカリ溶液)による白濁、屋外面の木建具などにみられるアルカリ反応(雨水のモルタル跳ね返り)・鉄反応(砂・トタン板・雨粒からのFe成分)による木材表面の汚れなどを大幅に抑制することができます。
また、紫外線による木材組織の分解、雨水などによるポリフェノール成分の溶出を抑制し屋外でも木材の日焼け抑制効果・にも寄与します。