tataraのブログ
(株)松崎 ヒノキ無垢材箱物家具への塗工
家具のなかでも、とくに箱物家具に無垢材を使うことは近年少なくなってきました。
木の収縮・反り・コストなどの問題に対処するため合板・MDF・パーティクルボードなどの木質系工業製品主体のものづくりに移行してきました。表面仕上げも耐久性・安定性・歩留まりの良い多品種のポリ・メラミン樹脂パネルで仕上げたものが多く占めるようになってきております。
これに反して、木材(無垢材)の特徴である手触り感、芳香、吸湿性、不均一性、抗菌性、経年変化、いわゆる質感・癒し・環境問題に対するニーズはいや増しているように感じられます。
どこまでも適材適所をベースにコストにも折り合いをつけながら、tatara撥水シリーズが無垢材をますます活かすツールとしてご利用いただければ幸いです。