木材のはっ水・防汚のための最高級セラミック塗料
撥水シリーズ

tataraのブログ

東京深川で気軽に確認できる撥水セラミック施工事例

2019.6月 東京深川/手打ちそばと酒菜「萬寿庵」

お昼のランチメニューから、仕事帰りのひととき、コース、ご宴会など肩肘はらずにお気軽につかえるお店です。富岡八幡宮正面入り口右隣りのわかりやすいところにあります。

営業時間: 【平日】 (昼)11:30-14:00 (夜)16:30-21:30  /  【土・日・祝日】 (昼)11:30-15:00 (夜)16:30-21:30 第3水曜定休

 

連日賑わいの絶えない人気店で、出入り口建具(ヒノキ材)・壁面プッシュタッペル(スギ材)・梁/梁(ヒノキ材)・飲食テーブル(タモ柾目)・ウォールナット壁面レリーフ・一枚板受付カウンターなど、様々な木材の素材感をそのままに生かし、お蕎麦と木材の香りをかすかに感じる落ち着いた空間に仕上がっていました。

 

特に、飲食テーブル(タモ柾目)は、毎日何回転もお客様が入れ替わるなかで、その都度テーブルトップを拭き掃除することもあり、普通はウレタン塗装で塗膜をつけるのが通例です。木材の素地を露出させたまま、このハードな使用に耐えるために、木材にtatara 輪ジミ・アク止め下地材をしっかり馴染ませ、tatara 撥水セラミックマルチを2回 染み込ませています。念のために、翌日マルチを含ませたウエスで艶が出ない程度にうすく拭き込む作業を加えました。一週間しっかりと硬化促進のうえ納品引き渡しされました。

 

お蕎麦屋らしい自然なエントランス
壁面プッシュタッペル(スギ材)・梁/梁(ヒノキ材)・飲食テーブル(タモ柾目)
店内全景

上品な一枚板の受付カウンター

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2021.11月 2年半経過後のチェック

2019.6月施工からコロナ禍を経て約2年半が経過しました。

とくにコロナ禍においては、アルコール消毒が日常化し飲食店のテーブル等々アルコールで頻繁に拭き掃除をする中で、テーブルなど木材表面の仕上げ劣化など気になっておりました。

水拭きでも日常的にゴシゴシ擦ってしまうと、撥水セラミックは塗膜を形成していないので木材繊維・組織が剥き出し仕上げなこともあり繊維が荒れて白っぽくなったり、ひどい時には繊維か毛羽立ってきたりする可能性があります。アルコール消毒すれば尚更木材のダメージは計り知れません。

昨年2021.11月に店舗チェックの機会をいただき画像に納めさせていただきました。蕎麦処なので出汁・醤油・お酒などの液シミ、洗浄による繊維のダメージはほぼ見られない状態で安心した次第です。よく擦るエッジ部分が多少のカサつき感はあるものの、メンテナンスするほどでもありませんでした。

お店の運営に於いて丁寧に使っていただいていることもありますが、店長にもお褒めいただくことができました。

タモテーブルのエッジを俯瞰する。

タモエッジ部分のディテール

個室建具まわり

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<ご参考資料>

撥水セラミックの仕上げ表面は、塗膜を形成しておらず木材繊維が露出しています。
日常的には乾拭きベースで拭き掃除していただくことで木材の色艶が増してきますが、
汚れがついた時には水拭きもしくは中性洗剤を含ませて清掃してください。
日々の殺菌消毒は昨今気になるところとなりましたが、
アルコール系や塩素系の液体で頻繁に日々清掃をしますと木材繊維が傷み白っぽくなったり毛羽だったりしてきます。
下記の抗菌スプレーは、水性でしかも殺菌効果期間が一週間程度持続することもあり、
木材繊維を痛めにくく撥水セラミックシリーズに向いたモノとなっております。

 

・医療メーカー/エーザイの抗菌スプレー:イータック®抗菌化スプレーα 
・木材塗料メーカー/キャピタルペイントの抗菌スプレー:CPスーパーマルチガードスプレー