木材のはっ水・防汚のための最高級セラミック塗料
撥水シリーズ

tataraのブログ

穂谷Lab.2F  バルコニー 塗り分け試験

 

穂谷Lab.2Fのバルコニーでは

tatara全9種類に加えて色々な塗料の併用したものを塗り分け試験しております。

2022年4月にバルコニーデッキ作製、その際に塗り分けさせていただきました。

それからの 半年経過後、1年経過後、2年経過後のお写真をここでは掲載させていただいております。

ぜひ経年変化をご参考にいただけたらと思います。

 

<バルコニーデッキ> 2022.4/22施工

材料 :ヒノキ t30無垢板

塗料 : 撥水シリーズ全9種類

汎用塗料 : 柿渋・炭・水性顔料・キシラデコール・亜麻仁油・蜜蝋ワックス

 

撥水シリーズ全種類の屋外暴露試験場が完成しました‼️‼️

tatara 撥水シリーズ全9種類×14パターンの大実験です。

ヒノキ材に撥水シリーズ全種を塗布・浸透させたもの、

汎用塗料の併用・重ね塗り仕様…

こちらリストにしてあります→※塗り分け仕様詳細図

経過変化を詳しく観察・メンテナンスしながら、

今後の撥水シリーズのご質問対応・判断に活用させていただきます。

適時、経年変化を報告していきますね。

 

もう一つの大きな目的として、

お客様との屋外打合せスペースとして活用もしていますので

ご興味のある方は是非一度お越しくださいませ。

日光浴…お昼寝スペースとしてはとても最高なんです…

     

●ヒノキ:デッキ土台フレーム 撥水無機ウッド屋外ヤケ止めを塗布。

●デッキ完成! ヒノキデッキ施工無塗装状態。  ※塗り分け仕様詳細図通りに塗り分けていきます。

●撥水シリーズと併用塗料を塗り分けして文字が消えないようレーザー彫刻も。 すると翌日、早速に雨が降りました。

よく撥水するもの、色調の変化の度合い、乾きやすいもの、それぞれ特徴を早速比較できてウキウキです!

●塗り分け完成後、約1ヶ月経過。それぞれ仕様によって色目・表面状態の違いが出てきました。

室外機の格子(たぶんピーラー)には、輪ジミアク止め下地材撥水セラミックマルチを。

ネオジウム強力マグネットで取り外し可能なカバーにしました。テーブルとしても活用しています。

破風・軒天はこれから水洗いメンテナンスの予定。

●塗り分け完成後、約1.5ヶ月経過。破風・軒天のメンテナンス完了。

一見変わり映えしないように見えますが、何十年も屋外に晒された杉材は内部まで灰色に経年変化し樹脂成分も枯れた状態。

水洗い・拭き掃除をして、乾燥させてから輪ジミアク止め撥水無機ウッド屋外ヤケ止めを施工しました。

少し杉材の木肌色が戻り今後の変化も楽しみです。

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 <バルコニーデッキ〜半年経過> 2022.9/13撮影

半年経過の画像
●約6ヶ月経過。ひと夏を越し全体的に木肌が色褪せグレー色に染まってきました。

 

 

そもそも、木肌がグレーになるのは紫外線で焼けたから。というものではないんです。

屋外の空気中や雨風に含まれる鉄分(Fe)による染色反応でこのような色になると考えられています。

 

それを踏まえて、約半年での経過を見ていきたいと思います。

気になったところは4点です。

 

① 最右端は塗装をしていないので木肌が燻んできました。

 それ以外には撥水シリーズを塗布しているます。塗布した木材には木肌の燻み・カビ等は見当たりません。

② 左から3番目の「柿渋」は赤みが完全になくなりましたが、

 古来より防水性のある柿渋なので木材繊維の劣化はみられません。

③左より2(墨)・4(顔料)・5(キシラ)は、顔料で表面保護され褪色もわずかな変化にとどまっています。

④左より6(蜜蝋ワックス)・7(亜麻仁油)は、有機物のオイルがカビの養分となり黒みを帯びてきたように見えます。

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 <バルコニーデッキ〜1年経過 雨の日> 2023.4/13撮影

   

●塗り分け完成後、約1年経過した雨に日撮影。撥水性を保った材、浸水気味な材、完全に浸水し黒く沈んだ材ば明確に。

 

塗り分けで、木材の色が白っぽく明るいところが2箇所あります。

上の白い箇所が 撥水無機ウッド屋外ヤケ止め、

下の白い箇所が 撥水セラミックヤケ止め屋外用 と、当社の屋外用2種類の塗料を併用した箇所となっています。

屋外用は紫外線防止剤・防腐剤・防カビ材を含む成分仕様で、1年ではっきり結果に出てきました。

何も塗っていないの左端の細い木材は、雨水を含み、表面も木材繊維が荒く劣化してきています。

 

 <バルコニーデッキ〜1年経過 晴の日> 2023.4/22撮影

約1年経過すると木肌色が全体的に一様にグレー化しましたが、その中でも気になった結果がこちらです。

 

①左より5番目キシラデコールの併用した箇所は、木肌色の顔料がグレー化を抑制しています。

 それだけでなく、防腐剤・防カビ材も効果を発揮しているようです。

②右端の無塗装および、左より6番目(蜜蝋ワックス)・7番目(亜麻仁油)は、

 半年に比べてより一層木肌は黒く沈み込み木材繊維・組織に劣化が進行しています。

③ 奥行方向に奥側半分は撥水セラミックのエリア。手前半分は撥水無機ウッドのエリア。

 撥水性能の違いが見られました。

 

1年経過して感じたことは

お手頃価格の無機ウッドシリーズ、その中でも屋外ヤケ止めは木肌色を残しながらも自然な経年変化をしています。

また、輪染みアク止めとの併用いただくことで、元々の木の風合いや木目が自然に残り、とてもおすすめです。

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 <バルコニーデッキ〜丸2年経過 晴の日> 2024.4/19撮影

 約2年経過しました。全体的木肌色は一様にグレー化しています。

 

軒天側から手前屋根勾配側にかけてグレー化のグラデーションのようになっており

外側に行くほど雨風・紫外線の影響がみられます。

 

デッキ出入り口には同じヒノキ材で、撥水セラミックマルチを使用しております。

軒下というのもありますが、雨が直接あたる場所でも、撥水セラミックの撥水機能で

しっかり水を弾くことで木肌の色や質感を保っています。

軒天の垂直面の木材への効果は、デッキの経年変化と比べていただいてもわかりやすいと思います。

 

1年前と比べて気になるところと言いますと

 

①左より6番目(蜜蝋ワックス)・7番目(亜麻仁油)は、さらにより木肌は黒く沈み込みが気になるように。

 無塗装部分のように浸水〜カビ〜腐朽へと進行していくのが予想されます。

②右端の何も塗っていない木材は、表面木材繊維はボソボソで劣化が一番激しいです。

 下に拡大した写真を載せました。無塗装が左端になります。

 レーザー刻印の文字が潰れて見にくくなってきています。

 晴れて乾燥している状態でも、アザのようなカビエリアが定着・拡大してしまっています。

 

約2年の経年変化を見ていきましたが

軒天の有無・平面と垂直面・施工方位などいろいろな要因に影響されるのが明確になりました。

撥水シリーズ塗布部分の木材劣化は僅かなので来年の丸3年経過した頃にメンテナンスをしてみようかと思います。

メンテナンスでは、鉄還元することでグレー化した木材をどの程度木肌色に戻せるかも今からでも楽しみです。

 

屋外木材をきれいに保つためには、まずは木材への浸水をいかに防ぐかが重要です。

撥水シリーズ各種はどれも、屋内だけでなく屋外でも力を発揮してくれるのがお分かりいただけたら幸いです。